養老先生の「考えるヒト」を読んでみた

この記事は、「欲・感情をコントロールするための工学的アプローチを探る」

の記事と関連します。

まず前提としてある程度脳に関する知識が必要かと思いますので、先人たちの知恵・考えを見るために今回は「考えるヒト」という本を読んでみました。

何故この本を選んだかというと、図書館で目に入ったからという以外にあまり理由はありません…
ただ、読んでみて脳についての入門書として非常に良い気がします。
以下の点が印象に残りました。

意識があるからこその世界

当たり前だけど、科学の発展は人間の脳無しには考えられなかったということ。

現代人は「ああすれば、こうなる」という考え方が好き

物事は複雑なのに、論理的な考えをしたがる。
予測できないこと(危機とか)を考えるのを避けるから。

個性はニューロンの重みづけによる結果

知識として求めていたところはここら辺か。
脳は大体みんな一緒だけど、個性が出るのは人それぞれ別の重みを持っているためと説明づけられる。
例えば一般的とされてる人かLGBTの人かなんて、そこの違いしかないということだ。
フェチなんかもそうでしょうね。

フリガナと漫画の関係

日本で漫画が流行った理由が、自分たちの言語に隠されていたということはおもしろいですね。
あと、日本語が独特故に外人よりも多くの脳の領域を使っているらしい。
日本人が英語を上手に話せない理由なんかもあるにはあるみたいなので、そこらへんのバイアスを取り去ってから英語学習すると良さそうです。
(英語なんかについてもそのうち書きたい。)

 

この本を読んでみて、前の記事で書いた「フィルターを持つ」ということは、”重みづけ”と関連する気がします。

欲に支配されるということは、

例えば: ネットを見てたらおいしそうな食べ物の写真が目にとまってしまった⇒お腹が空いていたかつその食べ物が好き⇒食欲がおさまらない!

というのは、

何かしら欲に関して知覚する ⇒ 重みづけによる欲のニューロンが発火 ⇒ 発火が止まらない! ⇒ 欲に支配される

という感じだと思います。

これを無理やり回路的表現をするならば、

電気信号入力(例の場合は目からの画像) ⇒ 大きなゲインで入力されるかつ(食欲に関する)回路が動作するための閾値がかなり低い状態 ⇒ (フィードバックがあるとすれば)発振!もしくは(インピーダンスがゼロor無限)共振!

という感じか? これを発展させてフィルター云々の説明ができないだろうか?

脳科学的には主観バリバリで、やっぱり都合の良い解釈をしている感じも否めないので、視野を広げるためにも(主観を限りなく排除するためにも)もっと勉強します。


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