「セッション」という映画を観た:感想というより考えたこと

映画「セッション」を観たので、感想、というより考えたことを書きます。

簡単なあらすじは、偉大なドラマーになりたい学生ニーマンが、偉大なジャズミュージシャンを育てたいフレッチャー教授にまんまと乗せられて、偉大なドラマーへの一歩を踏み出すという物語です。多分。

印象に残った言葉は、フレッチャー教授の

“There are no two words in the English language more harmful than “good job”.”

“good jobという言葉より有害な言葉はない。”

ですね。
この言葉が持つ意味は、中々考えさせられます。

フレッチャー教授が言いたいことは、”good job”と言われた側はそれで満足して上を目指さなくなるということです。

厳しい指導をして、選りすぐりのエリートを育てる的なことになるかと思います。
低いところを底上げして平均点をあげるという、ゆとり教育的な考えとは真逆ですね。

ただ、どうなんでしょう、実際に偉大な人間に成長させたいなら”good job”を言わないべきか?というのは甚だ疑問ではあります。

チャーリー・パーカーの件だって、シンバルを投げられて悔しくて練習しまっくたことで有名になったとされてますが、それが原因かどうかはわからないわけです。

僕はギター弾きだったのでギタリストしかわかりませんが、
有名になる音楽家っていうのは決まって練習しまくってます。

研究者目線で話すのであれば、最近ノーベル賞を受賞された梶田先生なんかも、恐らく好奇心が偉大になれた大きな要因でしょう。

結局、”good job”が危険な言葉かどうかは人によるってことでしょう。

“good job”と言われたとしても、「それが本当に良かったのだろうか?」と自分の評価を客観的かつ本質的に見極められる人は上にいけると思います。
だから「”good job”を言わない」ことは、見極めができない人にとっては有効な言葉だと考えられますね。

最後のドラムソロが強烈なのでドラムや音楽好きな人にはお勧めです。
あとはちょっとやる気無くなっちゃってる人には良い刺激になる映画だと思います。


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